東京１０Ｒ 日本ダービー
過去１０年で去年のフサイチホウオーを除けばダービーは１番人気が７勝２着２回と圧倒的に強いレース、ホウオーが飛んだ去年にしても勝ったのはＧ１馬のウオッカ。結局ダービーを勝つ馬は勝つべくして勝つんだと思う。勝った時に(自分が)納得できる馬を探してみた。
その結果がサクセスブロッケン。初芝がＧ１、しかもダービー、過去１０年重賞未勝利のダービー馬はいない、普通ならありえない馬。ただ今年は散々言われてきているように低レベル。ダービーを勝つのに必要な『格』にしてもダート路線とはいえ『無敗』であれば十分ではないだろうか。
そして横山典弘にダービーを勝って欲しい。メジロライアンで、ハーツクライで、ゼンノロブロイで涙を飲んできた。ベテランの悲願が達成されるのはこんな混戦の年ではないだろうか。
２番手はアドマイヤコマンド、キャリアは浅いがそれを可能性と捕らえればそれは魅力になる。後でドラマをつけるとすれば戦後最年少のダービージョッキーというのも悪くはない。
好走マンのタケミカヅチは鞍乗も鞍乗だけに勝つまではどうかと思う。皆が異常なまでに勝ちたいと願うダービーで先生が乾坤一擲の騎乗というのもイメージしずらい。ただここでも間違いなく好走はする。広いコースは悪くない。
１番人気のディープウイングは切る。距離適正を考慮して皐月賞回避→ＮＨＫマイルカップと進んだ馬が８００ｍの距離延長で好走するかというのも疑問だし、ＮＨＫマイルカップのレベルも疑問だ。上がりラップを見てもそれほど馬場が悪かったとも思えない中で勝ち時計が１：３４：２。過去のＮＨＫマイルカップの勝ち時計が１：３４を超えたのはこれで３回目。過去２回の勝ち馬はウインクリューガーとピンクカメオ、何が言いたいかは察していただきたい。ブラックシェルとの比較でも皐月賞の上位馬とは大差ないだろう。
マイネチャールズは皐月賞まではこの路線を終始リードしてきた馬なので*1勝っても納得いかないわけではないんだけど、どうもダービー馬の器に見えない。要するに大物感がないんだよ。
買い目は◎の単勝と◎○の組み合わせをメインに、△は押さえ程度に。あとフローテーションの複勝は勝っておきます。人気薄の推しに激走されて馬券なしだとその方が精神衛生上よくないので。
買い目 単勝２ ２０００円
馬連/ワイド ２−８ １０００円/２０００円
馬連 ４−２，８ 各５００円
複勝１５ １０００円
*1:人気面はともかく
